初めてベトナムへ行くとき、意外と悩むのが「ネットどうする問題」。空港からホテルまでの移動、Grabでの配車、グーグルマップで道案内、メニューの翻訳…。結局のところ、スマホがサクッと繋がっているだけで旅のしやすさが全然違います。
以前は空港でSIMカードを買うのが定番でしたが、最近はeSIMを使う人が一気に増えました。出発前にスマホに入れておけるので、到着後すぐネットが使えます。深夜便で到着しても店が閉まっている心配がないのも嬉しいポイント。
- 1. ベトナムでネットにつなぐ方法
- 2. ベトナムの主要通信キャリア
- 3. 旅行者にeSIMが選ばれている理由
- 4. eSIM の設定方法
- 5. 物理SIMカードもまだ選択肢
- 6. ベトナムの通信速度とカバー範囲
- 7. 自分に合ったデータ量の選び方
- 8. 旅行者向けのちょっとしたコツ
- まとめ
1. ベトナムでインターネットを使う3つの方法
ベトナムでは、一般的にこの3つから選ぶことになります。
- 現地SIMカード – 値段が安くて速度も十分。ただ、空港やショップで購入する必要があり、SIMを入れ替える間は日本の番号が使えなくなります。
- ポケットWi-Fi – グループ旅行なら便利。でも機器を持ち歩いたり、充電の手間があるのがちょっと面倒。
- eSIM – スマホに直接読み込むデジタルSIM。購入→QRコードを読み取る→現地でオンにする、ただそれだけ。最近はeSIMを選ぶ旅行者がとても多いです。
もっとも簡単でストレスのない方法はeSIM。出発前に買っておけば、着陸後すぐネットが使えて、ローミング料金も節約できます。
2. ベトナムの主要通信キャリア
ベトナムはアジアの中でも通信インフラが安定している国。主要キャリアは以下の4つです:
- Viettel(ベトテル)、Vinaphone(ビナフォン):データ通信がとても安定。観光地でも快適。
- Mobifone(モビフォン) 料金は手頃だが、地方ではつながりにくいことも。
- Vietnamobile(ベトナムモバイル) 格安だが、カバー範囲が都市部中心。
eSIM で接続される回線は、基本的にこの中でも品質の良いネットワークに自動で繋がるため、旅行中に「全然つながらない…」という心配はほとんどありません。
3. 旅行者に eSIM が選ばれている理由
eSIM が急速に広まっている理由は、とにかく“便利”だから。
- 到着前にセットアップできる
- SIMの抜き差しが不要
- 日本の電話番号がそのまま使える
- ローミングより安い
- 失くす心配なし
特に、空港のSIMカウンターが混んでいるときや、夜遅い便で到着する場合、“すぐネットに繋がる”というのは大きなメリットです。
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4. eSIM の設定方法
難しそうに見えるかもしれませんが、実際はとても簡単です。
- オンラインでeSIMを購入
- メールで届くQRコードを読み取る
- プロファイルを追加
- ベトナム到着後にデータ通信をオン
慣れていれば 1〜2 分で終わります。
5. 物理SIMカードもまだ選択肢
もちろん、eSIMに対応していないスマホの場合は物理SIM一択です。ただ、カウンターが混んでいたり、到着時間によっては閉まっていることもあります。
また、SIM を差し替えると日本の番号が一時的に使えなくなるので、銀行やSNSのSMS認証などを使う人は少し不便に感じるかもしれません。
6. ベトナムの通信速度とカバー範囲
都市部の通信速度はかなり快適。
ハノイやホーチミンはもちろん、ダナンやニャチャンといった観光地でもサクサク使えます。SNS投稿、グーグルマップ、Grabで配車、動画視聴 、このあたりは問題なくこなせます。地方や山岳地帯に入ると、場所によっては速度が落ちることもありますが、ネットが全く使えないという場面はほとんどありません。
7. 自分に合ったデータ量の選び方
旅のスタイルで必要なギガ数はかなり変わってきます。
- 3〜7日の旅行:3〜10GBでも十分
- 10日〜2週間:10〜20GB
- ワーケーションや長期滞在:20〜50GB
- アジア周遊:複数国対応の eSIM が便利
8. 旅行者向けのちょっとしたコツ
- eSIM対応機種か必ずチェック
- QRコードはスクショ&メールに保存しておく
- 使いすぎ防止に「省データモード」も活用
まとめ
ベトナム旅行で使うネットは、eSIMが最もシンプルで便利です。身軽に旅したい人、到着後すぐ行動したい人、SIM交換が面倒な人には特におすすめ。
主要キャリアのネットワークに自動で繋がるので、都市部でも観光地でも安定して使えます。
SIMカードを探して歩き回る必要もなく、ただQRコードを読み込んでオンにするだけ。 それだけで旅の身軽さが大きく変わります。


































